横浜にある放送ライブラリーにて開催中の、山田太一さんの展示を東海林くんと見に行ってきた。狭いながらも濃厚な資料が沢山あり、二人とも興奮して見入った。
展示ではいくつか作品の上映会もあり、僕たちは「本当と嘘とテキーラ」を鑑賞した。これは随分前に一度だけテレビで観たことがあるドラマで、それ以来ずっと心に残っている作品。あるシーンに関しては、僕はそれにどれだけ支えられてきたことか。
鑑賞中、まさにそのシーンに対して、そっと拍手をした人が一人いた。「おぉっ!?」と思い、その人を見てみると、なんとも言えない良い笑みを浮かべていた。その光景に、思わず涙が出てきた。自分がどうしてこんなにも山田太一作品が好きなのかというのが、これまでに増して分かったような気がした。