at TENGA 1’s studio
小風景
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僕と5歳の息子は、イモリをときどき近所で見かけるうちにイモリが大好きになった。田んぼの中をスイスイと泳ぐ姿も可愛いのだが、手に乗せると水の中の時とは違い、動きがとてもゆっくりとなって、それも可愛らしい。簡単に手で捕まえられる。その日、一緒にトノサマバッタを探しに意気揚々と外へ出た息子だったが、全く見つからないのでだいぶ肩を落としていたが、水を張り始めた田んぼの端っこで、ふとイモリを見つけて大興奮(ここ数日間近所の道路では、干からびたのが先か車に踏まれたのが先か、どちらが先なのか分からないが、とにかくカチカチで真っ平になってしまっているイモリしか見かけていなかった)。小さな両手にイモリを3匹も入れて「見てー!」と嬉しそうに田んぼから駆け登ってきて、見せてくれた。それをすぐ虫籠に入れ、また駆け降りてもう1匹捕まえて、結局4匹のイモリを一旦家に持って帰ったが、残念ながら与えるエサが手元に無く、これでは可哀想だねと話し、しばらく観察して、数時間後、元いた田んぼへ帰しに行った。空になった虫籠を手に歩く息子は、来年の自分の誕生日にちゃんとした水槽を買って、家でイモリを飼いたいと言った。ここで「今すぐ水槽が欲しい!」と言わず、「来年の自分の誕生日に」と言ったのが、5歳ながらも我が家の家計に気を使っているのかなぁと思い、夕方のひんやりとした風が身に沁みた。しかしこんな風にして、生き物のことや植物なんかのことを、息子と一緒に少しずつ知っていくことが、近ごろとても楽しい。
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a night in the atelier.
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Carson’s print in J-cook
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、、、。
How was today?
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山田太一作品は、二十代の頃に観た「ふぞろいの林檎たち」がはじめてで、その後すぐに『いつもの雑踏 いつもの場所で』というエッセイ集を買って読んだ。その中に、山田太一作品から選りすぐりの名台詞を載せた「声の劇場」という章があり、当時、ふぞろい以外のドラマを全く観ていない自分にも、いくつかの台詞が強烈に響いた。以後、その台詞を参考に、次に観るドラマを決めたりしていた。そのとき響いた数々の言葉は、自分にとっての最高のパンチラインとして、今でも残り続けている。
久しぶりに会った東海林くんに、ふとそんなことを話したら、「実は俺も…」と鞄から本を出した。
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花器 Kaki
“Ai Amu Jiki Neko” By Chika Higashi